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生食用食肉に係る規格基準の一部改正並びに運用方法についての要望

 当組合は本日、下記の要望書を静岡県に提出いたしました。文中の「生食用食肉に係る規格基準の一部改正並びに運用方法についてのお願い」はこちらでご覧になれます。

静 肉 生 第11号

平成23年10月19日

静岡県知事

 川 勝 平 太 様

                      静岡県食肉生活衛生同業組合

                            理事長 村 松   巖 

生食用食肉に係る規格基準の一部改正並びに運用方法についての要望

 日頃より食肉業界につきましては、格段のご理解ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 さて今般、生食用の規格基準が新たに設定され、去る10月1日より施行されました。それを受けて、当組合上部団体の全国食肉生活衛生同業組合連合会をはじめ、全国食肉事業協同組合連合会、全国食肉業務用卸協同組合連合会、社団法人日本畜産副産物協会、事業協同組合全国焼肉協会、社団法人日本食肉協会の食肉6団体は10月4日、別添の「生食用食肉に係る規格基準の一部改正並びに運用方法についてのお願い」と題した要望書を厚生労働省医薬食品局に提出したところです。

 当組合の組合員からも、新基準は厳しすぎて、生食用食肉の販売は事実上不可能ではないかとの声が多数上がるとともに、現状の食肉流通の実態にそぐわない矛盾点や不備な点が数多く指摘されております。

 放射性セシウムが検出された牛肉が一般に流通・消費されたことに伴う風評により、食肉の需要が大幅に落ち込み、苦境に立たされている我々食肉販売業者にとって、今回の改正が及ぼす影響は極めて大きいものと懸念されます。

 つきましては、これら実情をご賢察いただき、誠に恐縮ではございますが、静岡県として厚生労働省に対し、さきの要望書による生食用食肉に係る規格基準の是正について更に要望いただきますよう宜しくお願い申し上げます。